
製品紹介

Cross-section of high-field NMR magnet
当社の超電導技術研究開発の歴史は、60年以上前に遡ります。
1964年、神戸製鋼所 浅田基礎研究所が設立され、「超」を冠する分野(超電導、超高圧、超臨界など)の先端研究がスタートしました。
その後、1970年代には金属系超電導線材の量産化に成功し、1979年には門司地区における一貫製造体制を確立。これにより安定した品質と量産能力を備えた超電導線材供給体制が整いました。
1980年には NbTi 線材、1983年には Nb3Sn 線材を市場投入し、以来、当社は超電導線材のパイオニアとして国内外の研究機関・産業分野へ製品供給を続けています。
1988年には、日本、米国、EU、ソ連(当時)の国際協力事業に端を発し、国際熱核融合実験炉(ITERプロジェクト)が開始され、当社は核融合プラズマ保持の根幹を担うNb3Sn超電導線材105トンの製造を完遂しました。ITER国内機関である日本原子力研究開発機構(現在は量子科学技術研究開発機構)に2008年から2016年まで納入しました。これはNb3Sn線材として世界の線材メーカーで最大の供給量です。
当社の線材事業は、金属系低温超電導線材のうち Nb3Sn 線材 と NbTi 線材 の 2 つの製品群で構成されています。
・ 60年以上にわたる超電導技術の蓄積
・ 一貫製造による品質の安定と高い信頼性
・ 高度な加工技術(ブロンズ法・内部拡散法・多フィラメント化技術)
・ 研究用途〜産業用途まで幅広い実績
・ 高磁場用途に求められる高Jc化・低損失化技術の継続開発
当社の Nb3Sn・NbTi 線材は、最先端科学計測から産業設備まで、強磁場技術の発展を支える基盤材料として用いられています。