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製品紹介

研究用超電導マグネット

当社の研究用超電導マグネットは、最先端の科学研究・基礎物理実験を支えるために開発された高性能マグネットです。
用途や実験条件に応じたカスタマイズ設計に加え、標準化モデルも提供し、幅広い研究分野に対応します。

カスタマイズマグネット

お客様のご要望に沿って設計・製作した、研究用超電導マグネットの代表例をご紹介します。

反粒子 Penning trap/ JMTD-5T200CT-D

 138億年前のビッグバンでは、物質と同じだけ反粒子が生成されたと考えられています。その反粒子の性質が、我々の周りにある物質と全く同じか違うのか、違うとすればどう違うのか(物理学の根源的課題)を実験的に探究するために、Penning trap(無冷媒冷却された超高真空管を内蔵)無冷媒5T200超電導マグネットを理化学研究所からご注文いただき、CERNに納品しました。

 本装置は、反粒子の性質を精密に解明するための重要な研究に活用されています。
反粒子が消滅し、今の宇宙には物質だけが残ったのかという問いの探求に今も活躍する、カスタマイズされたJASTECマグネットの一例です。

Nb3Sn素線 臨界電流のひずみ(温度、磁場)依存性測定機 / JMTD-15T170

 冷戦終結後、米国、ソ連(現ロシア)、欧州、日本、韓国、中国、インドの7極でInternational Thermonuclear Experimental Reactor(ITER)の建設に向けて研究開発が開始されました。
 ITER(
量子科学技術研究開発機構)では、プラズマ閉じ込めのためのトロイダル磁場(TF)コイル、磁束変動によってプラズマ電流を立ち上げるための中心ソレノイド(CS)コイルの製作を進めました。ともにオールNb3Snの超伝導マグネットです。Nb3Snには、ひずみによって臨界電流密度が大きく増減することが知られています。この特性を精密に把握することは、ストランドを撚線したケーブルの設計、製造では重要です。
 当社の無冷媒15T170超電導マグネットは、ストランドの臨界電流を、ひずみ、温度、磁場をパラメータとしてデータ収集し、TF、CSマグネットを完成するにあたり大きな役割を果たしました。
 ITERという国際的な大型プロジェクトにおいて重要な役割を担った、カスタマイズされたJASTECマグネットの一例です。

汎用性が高く、規格化されたマグネット

高い汎用性を持つ標準化されたマグネット製品です。研究用途に適したモデルをラインアップしています。

特長(Features)

・豊富な実績に基づく標準設計
・安定した性能により信頼性の高い運用が可能


現在、研究用途向けの規格モデルを各種取り揃えています。掲載機種については、用途やニーズに応じて選定・拡充を継続的に行い、より最適な製品提供を目指しています。

ラインナップ
No.
Model
Magnetic Field
Bore Size
1
JMTD-5T200CT-D
 5.0 Tesla
φ180mm (Cold bore)
2
JMTD-15T170
15.0 Tesla
φ170mm(room temperature bore)